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カミナリグモ/『ツキヒノォト』

なんでもない日常がちょっといとおしくなる、珠玉のポップ・アルバム。

ツキヒノォトツキヒノォト
(2008/11/19)
カミナリグモ

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artist: カミナリグモ
title: ツキヒノォト


2008年 11月発売。

昨年「ローカル線」でメジャーデビューし、アルバム「BRAIN MAGIC SHOW」も
リリースするなど精力的な活動をみせるポップ・ユニット、カミナリグモ。
その彼らがインディーズ時代にリリースしたフル・アルバムです。
アルバム全体を通して暖かでやさしい雰囲気に包まれていて、心地いい作品。
「ローカル線」でも感じましたが、日常の何気ない場面から豊かな心情的風景を
広げていく描写は秀逸で、アルバムの流れもよく、聴き入ってしまいました。

ともすればぼんやりで地味になりがちなゆったりした作風ですが、素朴ながらも
歯切れのよいボーカルが、楽曲の印象をぼやけさせずに耳に届けてくれます。
おだやかな印象はこわさず、アップテンポからスローな曲調まで幅広く収録され、
決して派手ではないものの、どのメロディもポップで力強く、しっかりと耳に
残るインパクトを持った作品となっています。

今回特に印象深かったのは、最初に流して聴いたときと、あとで歌詞を見ながら
聴いたときとで印象がだいぶ異なったこと。

最初は、あたたかでハッピーなイメージだけを持って聴いていたのですが、
よく歌詞をかみしめて聴いてみると、言葉のあちこちに、取り返しのつかない
後悔やどうしようもない孤独が垣間見えることがわかり、特に収録曲「ソファ」
や「ゆらゆら魔法が溶けただけ」などのテンポのいい明るい曲の印象が大きく
変わり、楽曲の世界観が広がったように感じました。

その上で改めて聴きなおしてみると、タイトル曲の「月日ノート」や「春のうた」
「ブックマーク」などのように、何気ない日常をいつくしむかのような楽曲が
さらに味わい深く感じられて、この作品をより楽しむことができます。

「春のうた」「おはよう夜」「王様のミサイル」「ソファ」「さよなラララ」が
お気に入り。特に「王様のミサイル」はちょっとドキリとする歌詞の楽曲で、
このアルバムの中でのいいアクセントになっています。

最新作「BRAIN MAGIC SHOW」も早めにチェックしようと思います。
彼らのインディーズ時代からの高い実力が感じられ、これからの活動がますます
楽しみになるアルバムでした。


▼カミナリグモ/『春のうた』



▼カミナリグモ/『王様のミサイル』


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テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

いきものがかり/『風と未来』

ミリオンを達成したベストセレクションのリード曲である正統派ポップス。

いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~
(2010/11/03)
いきものがかり

商品詳細を見る


artist: いきものがかり
title: 風と未来

     (ベストアルバム「いきものばかり」収録)


2010年 11月発売。

メンバー選曲のベストセレクションが好調で、とうとうミリオンセラーを獲得
したそうです。そのアルバムに収録された新曲がこの「風と未来」。
車のCMやCATVの音楽チャンネルでもかかりまくっています。
彼女らの曲に関して知っているのは正直シングル曲くらいで、普段は全く聴いて
いなかったのですが、これは素直にいい曲であると感じました。

何かがヒットすればたちまち似たようなフォロワーが売りに出されるような、
流行に左右されがちな邦楽業界において、若手ながら実に良質でスタンダードな
ポップスを作り続けてきた彼女たち。歌詞やPVのつくりから、メイン購買層は
中高生だと思われるのですが、その厭味の無さからか、より幅広い支持を得て
今回のミリオンセラーにつながったのでしょう。

そのメイン・ターゲットからは僕はとっくに外れているので、これまでも、
最近では珍しく純粋にメロディで勝負しているなぁ、と思いながら、年齢的に
CDで聴くにはちょっと……、と敬遠していたのですが、この「風と未来」は
そんな僕でも「おっ!」と思わせる勢いがありました。
思わずわくわくするようなアッパーで畳みかけるサビのメロディと、いつもなら
青臭さも感じてしまう前向きな歌詞が絶妙にマッチしていて、非常に力強く、
また希望を感じられる、爽快で風通しのいい楽曲に仕上がっていました。
現在の彼女たちの勢いを象徴する楽曲と言えるでしょう。

今作の大ヒットで名実ともにトップの仲間入りを果たし、ひとつの区切りを
迎えた彼女たち。まだまだ発展途上なので、これからどのように成長し、どんな
ミュージシャンになっていくのか、非常に楽しみです。


▼いきものがかり/『風と未来』


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ジャンル : 音楽

BEAT CRUSADERS/『REST CRUSADERS』

2010年に「散開」したビークルの、新曲や蔵出し曲が詰まった最後の音源集。

REST CRUSADERSREST CRUSADERS
(2010/10/06)
BEAT CRUSADERS、CHEW-STIE BOYZ 他

商品詳細を見る


artist: BEAT CRUSADERS
title: REST CRUSADERS


2010年 10月発売。

昨年9月を持って、惜しくもその活動に幕を下ろしたBEAT CRUSADERSの、
スタジオ音源としては最後のアルバム。12月にはライブ音源も発売しています。
「残りものには福がある?!」なんてジョークの利いたキャッチコピーがまた
彼らのキャラクターを表していて印象的でしたが、しかしその言葉に違わず、
ビークルの魅力がフルボリュームでぎゅうぎゅうに詰め込まれた作品です。

彼ら最後のライブで1回のみ演奏されたという1曲目の「Give it up」をはじめ
未発表の新曲、未収録シングル曲、カップリング曲などのアルバム未収録曲が
集められています。さらに嬉しいのは、これまでCDの初回盤だけでしか聴く
ことができなかったボーナストラックも改めて収録されている点。
特にメジャーに移籍してまもない頃のアルバムの初回盤は、あっという間に
なくなってしまった記憶があるので、こうして時間を置いた上で全員が聴ける
ように再収録してもらえるのはサービスが行き届いているなと思います。

そして何といっても、今作は全22曲・70分超という大ボリュームにも関わらず、
全くその長さを感じさせずに一気に聴かせる勢いがあります。
良質でポップなメロディの疾走感あるパワーポップが基本ですが、フォーキーで
メロウな楽曲やディスコ調の楽曲などもあり、新曲では従来のイメージよりやや
ハードな楽曲をやっていたり、さらにヒップホップ調の曲も収録されていて、
それらが良いアクセントになっていて飽きずに聴くことができます。

また初回限定盤のみ2枚組仕様となっており、限定版ディスクの方にはこれまで
コラボレーションしてきた様々なミュージシャンとの楽曲や、トリビュート盤に
提供された楽曲などが収録されていて、こちらも全19曲と大サービス。
個人的にはこちらのディスクの方が面白いと思うのですが、ネットではすでに
プレミアが付き始めてしまっている模様。店頭で見つけたら即買いです。

内容的にもボリューム的にも大満足の充実作でした。
解散を惜しむ気持ちもありつつも、やはり彼らの言うとおり、ビークルとして
やれることはみんなやってしまったんだろうな、と感じます。
すでにフロントマンのヒダカトオルが突然MONOBRIGHTへの加入を発表するなど、
まだまだ彼らは話題を提供してくれそうです。


▼BEAT CRUSADERS/『Situation』


▼つじあやのとBEAT CRUSADERS/『ありえないくらい奇跡』


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テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

2010年ヘビロテしたアルバム4枚

ことし1年、いろんなCDを聴いてきました。
CD不況といわれる昨今ですが、そんな中でも2010年に発表された作品群は
そういった世相なんてどこ吹く風という感じの名作が多かったように思います。
そのなかで、特に自分のツボにハマって狂ったように聴いてたアルバムを
ピックアップしました。


99 Radio Service/『1』

11
(2009/12/09)
99RadioService

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暖かでしっかりと耳に残るメロディと力強い演奏で、新人特有の緊張感や
瑞々しさに加えて、非常に高い普遍性を見せつけた驚愕のデビュー作。








THE BAWDIES/『THERE'S NO TURNING BACK』

THERE’S NO TURNING BACKTHERE’S NO TURNING BACK
(2010/04/21)
THE BAWDIES

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とにかく最初から最後までわくわくしっ放し、顔がニヤけっ放しの作品。(怪)
本人達がのびのびと楽しくやってる雰囲気がよく伝わってきます。








andymori/『ファンファーレと熱狂』

ファンファーレと熱狂ファンファーレと熱狂
(2010/02/03)
andymori

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ちょっとシュールでユーモラスな歌詞とシンプルでパワフルな演奏がクセになる、
非常に中毒性の高い名盤。すっかりやられました。








the HANGOVERS/『the portable terminus』

the portable terminusthe portable terminus
(2010/04/14)
the HANGOVERS

商品詳細を見る

キラキラしたポップセンスと涙腺を刺激するメロディ、葛藤を感じさせながら
開放感もある内容の濃い充実作。何より、押しつけがましさがなくて、そっと
こちらに寄り添うような距離感が本当に気持ちいいアルバムです。






今回挙げた作品以外にもいい作品はいっぱいありましたし、まだまだ聴きたくて
聴けてないCDも多くありますので、懲りずに感想を書き連ねていこうと思います。

来年はもっと計画的かつ継続的な更新を心掛けたいところ。(ホントすみません)
それから、もーちょっと要点を明確にしたシンプルでコンパクトな文章も目指して
いきたいと思っております。


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ただの音楽好きな羊です。
好きなCDの感想を書いてます。
きまぐれにも程がある運営です。

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