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your gold, my pink/『parade』

カラフルでポップ、幻想的で魅惑的な楽曲を奏でる、期待のバンド。

paradeparade
(2009/10/21)
your gold my pink

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artist:your gold, my pink
title:parade


2009年 10月発売。

結成3年目となる4ピース・バンド、your gold, my pinkの1stミニ・アルバム。
昨年、iTunesの無料ダウンロードシングルとして、収録曲「Are you sensitive?」が
ピックアップされていたのですが、それが独特の世界観を持った楽曲で、気になって
いたのでアルバムを聴いてみました。

作品全体を通して、何とも不思議な世界観で彩られています。
彼らの楽曲を聴いての最初の印象は、フワフワしていてカラフルでドリーミー。
インディーバンドらしいノイジーなバンドサウンドながら、サーフ・ミュージックの
ような南国的な雰囲気の音が織り込まれていて、妖しくもどこか呑気で平和的な印象
をもった楽曲群となっていました。

そして彼らの楽曲をより特徴付けているのがその歌詞。
色彩豊かな表現と、夢・魔法・モンスターなど、ファンタジックな単語が多用されて
いることで、まるで外国の絵本のような世界観がつくられています。
(ハロウィンのような雰囲気、といえばイメージしやすいでしょうか?)
ツイン・ボーカルのハーモニーと、自然と体が動きだすようなダンサブルでポップな
メロディーが、その不思議な世界観をよく引き出していました。

昨年からすでに注目を集めていたバンドですが、その独自のセンスで今後さらに活躍
の場を広げていくことは間違いないでしょう。
今年の7月に2ndミニ・アルバムを発表したようなので、早めにチェックできれば
と思います。(お金が無いのである。)


▼your gold, my pink/『Are you sensitive?』


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山中さわお/『ディスチャージ』

the pillowsともTHE PREDATORSとも差別化された、山中さわおソロ・アルバム。

ディスチャージディスチャージ
(2010/06/23)
山中さわお

商品詳細を見る


artist: 山中さわお
title: ディスチャージ


2010年 6月発売。

the pillowsの中心人物、山中さわおによる初ソロ・アルバム。
昨年はthe pillowsがフル稼働していたので、今年はあまりリリースないかもと
思っていたのですが、THE PREDATORSも動き出し、そしてこのソロ・アルバムと
何かしら活動してくれているので、ファンとしては非常に嬉しいです。

アルバムの内容ですが、バンドの時より音の歪み方が顕著で、また全編英語詞の
ため、かなり洋楽に近い雰囲気になっています。
また、歌い方は他の作品に比べかなりユルくダラっとした印象で、つぶやくように
うたっている曲もありますが、作品の雰囲気には合っています。
インタビューで、ライブでやるつもりがない、というような事を言っていたように、
CDで聴かれることを念頭に置いた作品のようです。

そして特徴が大きく表れたのが今作の歌詞。
『僕は人間以下だったんだ ただ歌うだけの生き物』(Music Creature訳詞)
『キミは僕が苦手 わかってる 自分自身を好きじゃない』
(the burn bread in my clear sea訳詞)
『じゃあね サヨナラ 僕はもういないよ』(Birthday訳詞)

など、the pillowsの作品で時折見せる孤独感や厭世感が今作では全開。
かといって、そんな根暗な(笑)曲ばかりではなく『DAWN SPEECH』では音楽の
楽しさを、『Angel』では「キミ」に対し純粋に想う気持ちをうたっています。
ソロ作品だけに、山中さわおの内面がストレートに反映されているのでしょう。
どの曲も、うたわれている気持ちの純度が高いように感じました。

おそらくthe pillowsを期待して聴くと、ちょっと驚く内容だと思います。
しかしメロディーセンスはさすがで、マイナーな印象ながら全曲ポップな仕上がりで、
リピートして聴くごとにズブズブ嵌っていってしまう中毒性はthe pillows以上かも。
the pillowsファンはもちろん、洋楽ファンにもおすすめの作品です。

(余談。僕は最初に歌詞を見ずに聴くのですが、『DAWN SPEECH』のサビの部分
『My life became fun.(僕の人生は楽しくなった)』を、
『My life is GAME OVER.(おれの人生オワタ)』と勘違いし、こんな投げやりな事を
軽快にうたうのも彼らしいな、なんて思っていました。
だって英語の発音悪いんだもの(笑))


▼山中さわお/『DAWN SPEECH』


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ゆず/『FURUSATO』

言わずと知れた、ゆずの最新アルバム。
幅広い人が聴けるバランスのとれた傑作。



artist: ゆず
title: FURUSATO


2009年 10月発売。

ゆずのオリジナル・アルバムを購入するのは、実は初めてでした。
ベストは持っているのですが、過去のオリジナルはレンタルで済ませるなど、
さほど熱心に聴いていたわけではありませんでした。
今作は、そういった僕のような人や、昔は聴いていたけど最近は全然……、
という人にこそ聴いてほしいアルバムです。

通して聴いてみて、まず思ったのは、ゆずってこんなにバラエティ豊かな
ミュージシャンだったんだなぁ、ということです。
壮大な印象の「虹」、ドラマ主題歌にもなった情感溢れるバラード「逢いたい」、
ファンキーな「シシカバブー」、ポップでさりげなくエロい「いちご」など、
様々なタイプの曲が収録されています。
その傍ら、「スーパーマン」「レストラン」「ゼンマイ」など、彼らの従来の
イメージに近く、路上で弾き語りする様子が想像できる曲も多く入っています。
こうした収録曲のバランスがよく、元のイメージを損なわないまま、新しい
発見もあるアルバムになっていると思うので、最近ちょっと離れてるけど、
ゆず嫌いじゃなかったっていう方にはおすすめします。

ただ、シングル曲が6曲も入っており、それ以外にもタイアップが付いてたりして
純粋な未発表曲がわずかだったため、熱心なファンには物足りない内容だった
ようです。そういう意味でも、今作はライトファン向けだとは思うのですが、
アルバム曲はどれも秀逸なので是非とも聴いてほしいと思います。





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ただの音楽好きな羊です。
好きなCDの感想を書いてます。
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